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【業界情報⑧】国内縫製工場 自社ブランドの動き活性化

 

こんにちは。

今回は業界トピックの紹介記事です。

 

 

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緊急事態宣言の解除後、間もなく再びコロナウイルスの猛威が勢いを増しています。

夏の猛暑と重なり、辛い日々が続きますね。

 

 

アパレル業界ではコロナ禍による売上不振が日々騒がれています。

今回はコロナ禍における業界に対する影響を別の側面から見てみましょう。

 

 

「参考記事」

tokyo-keiei-kenkyukai.com

 

長いですが、事例1をご覧頂ければ十分かと思います。

 

 

コロナ禍においてマスクやガウンの需要が一時的に跳ね上がりました。

それを機に、多くの国内工場がそれらの生産を経験しています。

その中で消費者を含めたお客様に直接商品を納めることも同時に経験しました。

 

これこそがコロナ禍における1つの副産物です。

 

縫製工場はモノづくりを得意としています。

一方、一般的に企画・デザインに劣り、製品の販売方法も確立がされていませんでした。それゆえに自社ブランドの立ち上げに二の足を踏む工場も多かったはずです。

 

しかし、このコロナ禍のマスクやガウンの生産と販売や譲渡を機にそれを経験することが出来ました。その経験を通して可能性や手応えを感じた工場も多いかと思います。

 

 

"自社ブランドを立ち上げていく縫製工場が増え、セレクトショップがそれらのブランドを取り扱う。"

 

既に一部ではありますが、そんなことが当たり前になる未来もそう遠くない話かもしれません。

 

 

本日の紹介は以上です。

 

 

 

 

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