【業界情報 19】伊藤忠×気象協会 "アパレル需要を予測"
こんにちは。
今回は業界のトピックの紹介記事です。
大手総合商社の伊藤忠商事(株)が日本気象協会とアパレル向けの需要予測サービスについての業務提携を発表しました。21SSシーズンよりテスト運用を開始します。
「参考記事」
テスト運用にはナノ ユニバースやユナイテッドアローズ等などの大手セレクトが参加するようです。
どの程度の制度になっていくかはともかく、かつてはMD(バイヤー)の直感だけで数量を決めていたアパレル業界にこんな話が浮上すること自体が大きな変化だと思います。
(流石に今では前年までの売数などに基づいて計画が組まれますが・・・)
暖冬や多くの台風の影響を受けたシーズンでさえ、会社からは「天候のせいにするな」と言われる始末です。
確かに、すぐに天候のせいにするのは良くありませんが、それを反省の要因に含むなというと軌道修正を見誤りかねません。
さらにはコロナ禍でも同じようなことを会社から言われているMD(バイヤー)が少なくありませんでした。
各社が前向きに捉え、多くの企業が取り入れることでその精度も向上していくでしょう。
21SSということは来年の1月下旬頃から立ち上がっていくシーズンになります。
今後の動向が楽しみなトピックです。
今回の紹介は以上です。