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【業界情報⑭】リーマンショック・就職氷河期以上!? アパレル業界の就職難

 

こんにちは。

今回は業界トピックの紹介記事です。

 

 

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服飾系専門学生たちが深刻な就職難に直面しています。例年であれば内定式が行われる10月1日にまだ就職先が決まっていない学生が多く、その深刻さはリーマンショック就職氷河期以上と言われています。

 

「参考記事」

senken.co.jp

 

 

有名企業/ブランドの内定取り消しもしばしば耳にするくらいですから、その深刻さは疑いようがないでしょう。

リーマンショック後と今回のコロナ禍では状況や条件が異なりますが、今回の方が深刻だとする見方もあります。

 

大企業ですら現状の社員を守るのに精一杯という状況です。

むしろ大企業のほうがその母体が大きい分、現状維持がより困難かもしれません。

 

 

しかし、今大きな転換期を迎えているアパレル業界には若く新しい感覚や力が必要なことも間違いありません。

コロナショックによりその変化のスピードも凄まじい勢いで加速しています。

新入社員の力が必要無いから採用しないのではなく、今は企業側にその体力が無いだけなのです。新しい感覚を持った力はこれから必ずより一層必要になります。

 

そんな必要な人材の人生や雇用を守る為にも、政府の支援も必要ではないでしょうか。

大人たちも途方に暮れてる状況下で、学生に対して自分たちの力でなんてことはあまりに酷だと思います。

 

 

業界としてなんとかこの局面を乗り切り、適正な変化を遂げて、より強くなっていきたいものです。もちろん他の業界についても同様です。

 

 

今回の紹介は以上です。

 

 

 

 

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