【生地の学校㊽】「天然繊維 "絹(シルク)" ~概要~」
こんにちは。
今回は生地の紹介記事です。
前回は麻について紹介させて頂きました。
今回は絹(シルク)について紹介していきます。
「絹(シルク)」
蚕の繭からつくられる天然繊維。繊維が長く美しい光沢や手触りの柔らかさが特徴です。その起源は紀元前の中国にまで遡る程、昔から用いられている素材です。
皆さんシルクロードって耳にしたことありますよね。
まさに絹(シルク)の交易のために用いられていた道なんです。
そんな絹(シルク)のメリット/デメリットは以下の通りです。
■メリット
・高級感のある光沢
・柔らかさな手触り
・静電気が起こりにくい
■デメリット
・耐光が弱い (紫外線により変色しやすい)
・摩擦に弱い
今ではシルク混というかたちで様々な素材と混ぜて使われることが多いと思います。
例えば綿×シルクの素材だと、綿の耐久性に絹(シルク)特有の光沢や柔らかさを付与するイメージですね。
本日の紹介は以上です。