【生地の学校㊲】「天然繊維 "ウール"~概要~」
こんにちは。
今回は生地の紹介記事です。
前回までは綿素材について紹介してきました。
今回からはウール素材について紹介していきます。
意外と夏にもよく用いられるウール素材ですが、これからの秋冬シーズンの方がその割合は多くなります。
この機会にぜひウールのことを知っていきましょう。
「ウール」
一般的にメリノ種の羊毛のことを指します。最古の高機能繊維と呼ばれるくらい様々な機能を有している天然繊維です。最大の生産国はオーストラリアで世界の生産量の約半分を占めています。
一口に羊の毛と言ってもその種類は多岐にわたります。
代表的なものは随時紹介していく予定です。
綿素材と同様に様々なアイテムに用いられるウール素材ですが、そのメリットとデメリットは以下の通りです。
■メリット
・吸湿性が高い
・体温調節に優れている
・耐臭性がある
・染色性が良い
・シワになりにくい
■デメリット
・毛羽立ちやすい
・虫食いに注意が必要
・洗濯すると縮みやすい
メリットとして様々な機能があります。
一部ではスポーツウェアとして用いられることもあるようです。
「参考画像」
WOOL MARK COMPANYのサイトもなかなかにイケてます。
簡単ですが、以上がウール素材の概要です。
次回からはもう少し深掘りした内容を紹介していきます。