【生地の学校⑳】「朱子織/その他~サテン~」
こんにちは。
ふく たびおです。
今回も生地の解説記事です。
前回の記事で報告させて頂いた通り、今回からは朱子織/その他の組織例を紹介していきます。
朱子織については以下の記事でおさらいして下さい。
「過去記事」
fuku-to-fukutabi.hatenablog.com
どうでしょう、思い出せましたか?
経糸と緯糸が交差する点が少なく、ツルっとした見え方と風合いが特徴ですね。
今回は朱子織の代表的な組織の紹介です!!
「サテン」
経糸か緯糸のどちらかが表面に長く浮いている為、一方方向の糸だけで織られているように滑らかな見え方をする朱子織の一種です。その光沢感や滑らかさ、ツルっとした触り心地が特徴です。一方、経糸と緯糸が交わる組織点が少ないことからデリケートな組織でもあります。
「生地例①」
見ただけでその滑らかな風合いと見え方が伝わりますね。
「生地例②」
「生地例③」
従来はドレス等のフォーマル衣装に用いられることが多かったですが、最近ではサテンパンツをカジュアルに着こなすのをよく見かけます。
ワイドシルエットなサテンパンツにTシャツをインする着こなしはこれからの夏本番にも活躍しそうですね。
今回の紹介は以上です。