【生地の学校⑮】「綾織~ヘリンボーン~」
こんにちは。
ふく たびおです。
今回は生地の解説記事です。
引き続き綾織の組織例の紹介を行っていきます。
本日紹介するのはこちらです!!
「ヘリンボーン」
正綾(右上がり)と逆綾(左上がり)を組み合わせた綾織の変化組織です。
見え方が開きにした魚に似ていることからニシン(herring)の骨(bone)と呼ばれています。日本では杉綾と言われることもあります。羊毛の紡毛糸使いでツイードに用いられることが多い組織です。
「生地例①」
ニシンかどうかは別として、開かれた魚の骨に見えるのはなんとなくわかります。
「生地例②」
ツイードのジャケットやコートに見られます。
最近だと、オーバーサイズのロングコートでよく用いられていますね。
余談ですが、ツイードの製品をドレスコードとしたツイードランというイベントがあり日本でも開催がされています。いわゆるインスタ映えするイベントですね。
「生地例③」
ウールだけでなく、綿素材にも用いられる組織です。
ミリタリー系のアイテムに多いですね。
本日の紹介は以上です。