【生地の学校㉞】「天然繊維 "綿"~オーガニックコットン~」
こんにちは。
今回も生地の紹介記事です。
綿の紹介も残すところあと2~3つくらいにしようと思っています。
今回はオーガニックコットンについてです。
特段新しいものではありませんが、エコやサスティナブルがトレンドになっていることもあり再注目されています。
基準の生産方法に従って2~3年以上の生産実践を経た上で認証機関に認められた農地で、農薬や肥料の厳格な基準を順守して生産された綿花。
オーガニックコットン素材の認証の基準としてはここ最近GOTS(Global Organic Texitile Standard)が有名ですが、かなり厳しい基準です。
よくある勘違いとしてオーガニックコットンは高品質だから価格が高いというものがりますが、とにかく手間がかかることが大きな要因です。
オーガニックとしての厳しい基準を守るためには当然手間がかかり、認定を受けるためにもお金がかかります。
1990年代に農薬の使用がピークに達し、その中でも世界の使用量のうち約20%以上が綿花の栽培に用いられていました。
当然、健康に対する悪影響も少なくありません。
環境と生産者を守るサスティナブル(持続可能)な綿花がオーガニックコットンです。
しかし、その普及はまだまだ多いとは言えません。
皆さんが日々の買い物の際にオーガニックコットンを選択することで、それがトレンドとなり普及も多くなるかもしれません。
本日の紹介は以上です。