【生地の学校㉘】「朱子織/その他~ベルベット~」
こんにちは。
ふく たびおです。
今回は生地の解説記事です。
引き続き朱子織/その他の組織例を紹介していきます。
組織例の紹介については今回で一区切りとしようと思います。
もちろん、まだまだ紹介出来ていない組織もあるので都度紹介はしていきます。
次回からの【生地の学校】では綿やウールなど素材毎の特徴についての説明をしていこうと考えています。
さて、そんな締めくくりを飾る今回紹介の生地はこちらです!!
「ベルベット」
生地の下地から表面に繊維を織り出すパイル織り一種です。まず、二重織りのように二反分を織り上げてその間にパイルとなる糸を組み合わせます。その生地を真ん中から切り開くことで毛足のある生地が完成します。経糸のパイルをカットしており毛足が長いので、より強い光沢感が特徴です。
「生地例①」
「生地例②」
以前紹介した別珍とよく似ていますね。
画像だけだと特にわかりにくいかもしれません。
ベルベットの方が毛足が長く光沢感があるので、それで見分けるといいと思います。
「生地例③」
「生地例④」
その光沢感からジャケットなどのドレスアイテムに用いられることが多いですね。
女性が着てもばっちり決まってます。
本日の紹介は以上です。